affectionのルーツ その2

affectionの靴職人が一番大事にしていることは、「品質(クオリティ)」です。

それは、affectionの源です。


affectionの靴職人は、その道20年以上ですが、もともとお客様のもとへ届けられるシューズの単価や納期はメーカー(工場)が決定していました。しかしながら、時代の流れとともに、問屋が単価も納期も決めるようになってきました。


問屋は工場からの仕入れのために、複数の工場へ見積もりをとって、一番安いところから購入することは、当然の流れです。

工場は、問屋が決めた単価に合うように、靴作りに欠かせない素材やパーツを本来使いたいものから妥協して、ランクを下げたものを使って制作することが多々あります。


見積もりの過程で、問屋と工場の間で話し合って値段を決定できれば良いですが、黙って鞍替えされてしまうことも数多く経験してきました。


工場(職人)としては、クオリティの高い・良いものを作って、お客様へ届けたい気持ちがありましたが、値段の決定権がなく、本当に作りたいものが作れない。

このような状況を脱却したいと考えて、工場直販の事業として、思い出を靴へリメイクする「affection」が誕生しました。


このような経緯から、affectionは、職人が納得するクオリティで、適正な価格でお客様へ直接お届けすることを大切にしています。


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